ひとさじの物語
お便りします。
「おっきな丘のまん中で、ピクニック気分で
お昼どきが過ごせたらいいのに。」
なんて夢みているあなたへ。
こんな山カフェまで来てくださいますか。
小麦畑のまん中で。
手しごとの暮らし「きっちん・ひとさじ」。
わたしたち、土と太陽と風の匂いが
たっぷりのまいにちで。
だから。
都会にあるような美食家のための
レストランにはなれません。
そのかわり、ここでのおもてなしは
畑の種まきからはじまっています。
丘の恵みたっぷりの煮込みスープと、
手ごねチャバタ。
わたしたち。
北海道でいちばんしあわせなお料理は、
「スープ」なのだと。
丘のうえで夢みたぶんだけ香りたかく。
かけた時間と手しごとの分だけおいしくて。
しあわせになっていく。
ひとさじの魔法。
ただ、スープとパンがあればいい。
そうだ!気分な日。そんなときは、
いつもの山のキッチンでおまちしています。
北西の丘展望台まえ。
ひとさじ農場「きっちん・ひとさじ」。